【主張】漢字習得度調査 弊害が多い学年別配当表
「八つ」が読めない、「一つ」が書けないという報道に愕然(がくぜん)とした人も多いであろう。日本教育技術学会が全国462の小学校と18の中学校の計3万7835人を対象に実施した小学校学習指導要領に示された学年別配当漢字1006字についての習得度調査で、漢字力が甚だしく劣化している現状が浮き彫りになった。
小学2年生は1年時の履修漢字、3年生は2年時の履修漢字というふうに前学年の配当漢字を対象に読み書きを調査した。それによると小学2年の半数近くが「八つ」を読めず、約3割が「一つ」と書けないことが明らかになった。
漢字力の劣化は、テレビ、電子ゲーム、携帯電話などに多くの時間を割いて、本を読む生活習慣が衰えてきたことも大きく影響している。漢字の読み書きの力をつけるには、読書経験を深める教育を重視するとともに、全文書き取りのような繰り返しの訓練も重要である。その上で、戦後の漢字教育の基本である学年別配当表の弊害を直視しなければならない。
izaより引用
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